ふつー、が生まれる毎日から。

"自分"に向き合った先には、『ふつう』がありました。ふつうって、幸せとイコールだった。そんな話を、私と、ムスメと、旦那さんとの毎日から。たぶん。

ツレがうつになりまして。

細川貂々さんの本がすき。

この本も出会いは結婚前…11年くらい前だと思う。

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その後のツレがうつになりまして。が出たごろだったかもしれない。「びっくり妊娠なんとか出産」が出てたのかもしれない。ちょうどツレうつがドラマ化した年でもあったから、平積みされてたのかもしれない。社会人1年目の所沢の駅の本屋で、見かけた気がする。

 

とにかく、貂々さんの漫画と絵が私は好みで、妊娠出産本もすごく「おめでとー!貂々さん!」って勝手に思った記憶があるのだ。

 

貂々さんの考え方もすきて、他の本もひと通り買って読んだ。

私も、こんなふうに穏やかに生きたいなぁ、こんなエッセイ漫画家さんになりたいなと思ったものである。

 

時は過ぎ、本はもう手元にない。

私の夫がうつになった。

また読みたいなと思っていたら、通ってる心療内科で夫が借りてきた。

 

夫は、「症状が確認できて安心する。でも僕はツレさんみたいに凄くない」なんていう。家事も出来るし、会社も作ったんだって、と。

 

私はコレを読むと、まさしく今の夫の状態!と思い、ちょっとホッとした。

これを読んでいる間は、夫の状態を客観視できた。

 

もっと、貂々さんのように、笑い飛ばせたら良いなと思う。

重く考えない過ぎない、

笑いに変えること。

 

一緒にいると、何にも気力が湧かないのは仕方ないけど、ちょっとは手伝ってよ!!と思い、当たってしまう。

 

酷いこと言ったかな、でも私だって大変なんだという気持ちが起きてしまう。。

 

少なくとも、本人には当たらないように、

笑い飛ばせたら良いなぁと思う。

 

貂々さんは漫画の中で「今思えば酷い」なんて小さく書いてたりするけど。