映画『パーフェクト・レボリューション』 | 大ヒット上映中!
観てきました!
子宮委員長はるちゃんを通して、この映画を知ったのですが…
実話に基づくけれども、ポップでファンタジーな部分はあって。
設定はかなり深刻だけど、深刻にさせない😅
障がい者、がぶち当たる壁については、かなりリアルに感じました。
車椅子での生活、家族親族との関係、世間に求められるもの、世間の目…
起きる出来事(特にミツが起こすこと)は『えーーーー💦』てことばかりで、
介助者のえりさん、母役のあきこさん、の言動も一貫性ないやろーーーって思うんだけど、
(一貫性がないといけんって決めつけてるのも、私!
信じたい、現実的に無理、の間で揺れる気持ちだってさ、あるよね)
信じたいんだよね。
ふたりの愛、革命。
愛の力、愛の存在。
『革命を起こそう』ってセリフ、何度も出てくる。
そのセリフが浮世離れしてる気がして、私は冷静さに引き戻される。
それって、革命なんて起こらないって、私の頭が思ってるからかな😅
ミツの想いは浮世離れしてるだろうか?
クマが1番、このストーリーの中で、まともで、リアルに見える。
リリーさんの演技のナチュラルさも勿論あるけど、クマのミツへの対応、反応、
家族やメディアへの反応、リアルだなって。
『私たちが大人になったってことだよ』
この言葉ほど、切ないものはない。
オトナになるってそういう事なら、なんて世界はつまらないんだろうか。
わーわーガチャガチャしながら、子どものように真っ直ぐなまんまで
無秩序なような、ぐちゃぐちゃな世界でだって、良いじゃない。
ドラマのない人生の方が、つまらない。
それは刺激を求めているという意味ではなく、想いが溢れたり、交わったり、ぶつかったり、
そんな化学反応こそが、愛おしいから。
ひとと愛はイコールだね。😊
愛は、みえない。
だけど、そこにあって、ポップでファンタジーなもの。
そこに、オトナのリアルさみたいなのって無くて良い。
こんなにたくさんの人に出会うのに、惹き合うたったふたりの間で、交わされるもの。
そう思うと、自分が旦那さんと出会って結婚できたのは奇跡だなーって思う!
こんな私が結婚できて…とか卑下してる意味じゃなくてね!
この出会いと交わりの確率に、奇跡を感じる。
どうして障害になったんだろう?というクマの問いに、クマ自身が答えるシーンがある。
意味を見出すのは、自分。
意味を付けるのは、自分。
意味があるか、ないか、自分が決めていい。
神さまに取り計らわれたような気持ちになる時だってある。
でも、それは神さまイコール自分なんだと思う。
純粋とは、素直とは、まっすぐさとは、オトナにとってファンタジーなのか?
生きやすさとは、幸せとは、幻想なのか?
愛はあるって、恋も愛しあうことも体験してきたオトナだって、知っているのにね。
それこそリアルであるはずなのに。
ファンタジーがファンタジーじゃなくなる時代だと、思うんだよね。
世界は自分が創ってる。
エンディングも、良かった♡