ふつー、が生まれる毎日から。

"自分"に向き合った先には、『ふつう』がありました。ふつうって、幸せとイコールだった。そんな話を、私と、ムスメと、旦那さんとの毎日から。たぶん。

出産レポ

【末っ子長男誕生👶】
夜間授乳が始まる前に、お産の記録をかきます。笑

今回の出産で決めていたことがあります。
1 分娩中に先生にかぶりものを被ってもらう
2 風船で娘たちに喜んでもらう
3 お喋りする
4 家族に立ち会ってもらう

4はタイミング次第と分かっていても、立ち会える日をずっと気にしてました。
なので、土曜の朝産まれてくれたのは、伝わってたのかなーと思います。
(長女は平日は学校があるし、土曜昼からクラブ、日曜は大会w)

というのも、1〜3をしようと思った一番の理由は、長女に赤ちゃん誕生を見て欲しかったからです。
次女誕生の時、赤ちゃんが産まれるところ見る!と言ってくれてたのですが、一気にきた最大級陣痛に取り乱したママの大変そうな姿に、産まれる間際に分娩室を出てしまったのです。。(頭が出てからは落ち着いてたのに…)

出産ビデオを見るたび「ほんとは見たかったな…」「赤ちゃんはかわいいけど、産むのは痛そうだから嫌だな」と言われ、出産への恐怖心を植え付けてしまった😱と思ったものです。今回の妊娠が分かってからは「ママつぎは泣かないでね。赤ちゃんうまれるのみたい!」
そして長女自身も、私を笑かそうと色々考えてくれてるようでした。
なので、それには私が楽しく、真面目じゃなくお産しようと思いました。

さて。
1:00頃腹部の痛みで起き、不規則かつ強い弱いの陣痛。でも、ベストなタイミング…今日産もう、今日産まれていいよ!と、4:30家族を起こし産院へ。5:30分娩室で内診したまま、強い陣痛がつけば6:00には産まれるねと言ってもらいながら… なかなか😅

途中家族が見に来てくれ、長女は変顔してくれるし、次女はパンもぐもぐウロウロ。私が息をふーっと吐いていると、何を思ったかちゅーしてきました。笑

先生はずっと、レバーの握り方から呼吸までアドバイスしてくださいました。間で雑談も。
割と早くから、たい焼きにもなってくれました。
促進剤を決めてから強くなる陣痛と合わせながら、呼吸とレバーの握り方と体勢とを先生の言う通りにすると、赤ちゃんがぐーっと進む感覚が分かりました。陣痛に乗って自分の力が合わさる感じでした。
痛い💦と思う時は、呼吸かレバーの握り方がうまくいってない時でした。
そして、7:00過ぎ、もう一度家族も入ってもらい、顔がポンと出ると、長女が「挟まっててかわいそう…」笑
私は頭触り、手を握りながら赤ちゃん誕生!
血まみれの赤ちゃんなのに笑「かわいい!」と長女が言いました。
産まれ出た瞬間のあの喜びだけは、本当に感動です。なんだろう?あの、やっと出会えた感❣️

分娩室での約1時間半は、赤ちゃんが参道をぐっと進む感覚に頭が回りながらポンと出たのも分かり、ビビっている自分がいることも、体力無いなりにココだ!と頑張れた自分がいることも冷静に見ていた、とにかく全部感じ切った、お産でした。

そしてもうひとつ。
真面目過ぎないお産にしよう!は
自分が根は真面目だと言うことを再確認することになりました。笑
でも、それで良いんだな〜〜私らしい。とも思えました。
それは、頭でっかちな私にとってすごく大きいです。

お産中、先生に、顔が変になってるよ!笑って!と言われます。笑
そう言われると、もちろん笑えた方が良いんですけど(そして先生も力の入れ方や意識を変えるために言ってくださってる)
笑えないとダメだ💦笑わなくちゃ💦となりがちな私の思考は、「あ、私は今(そうしてるつもりだったけど)そうじゃないんだ〜、たい焼きにまでなってくれた先生に言ってもらってるのに…笑 」と思ったんです。
私の中では、なんだかそれで十分でした。

先生、ほとんどの時間をたい焼きになって下さって、またずっと声掛けしてくださってありがとうございました!
最後、握手して下さったのがまた、嬉しかったです。☺️❤️
また、先生、スタッフさんと淡々と合間合間に喋りするのも、私の中のふつうさを取り戻してくれました。

そして、家族がそばに居てくれた。
これが一番だなぁ〜〜
わが家に生まれてきてくれてありがとう❣️

余談。長女が私を笑かすための持ちネタは、名探偵コナン服部平次の自己紹介モノマネでした。長女の微妙な関西弁がじわじわくる